英会話の初学者の方に取り入れてほしいトレーニング

あくまで私の経験であり、持論ではありますが、英会話の初学者にとって、おすすめな取り組みをお伝えしようと思います。

①耳から入る

そもそも英語を話すこと、対話ができるようになるためには、ヒアリング、耳がよくないといけないと思います。英語のフレーズを「音」として耳で聴いて、耳慣れすることをおすすめします。リズムというか英語の流れ、抑揚を感じて「英語」という外国語に慣れ親しんでみてください。

一番良いのは、あなたの好きな洋楽のアーティストがいるのであれば、音楽を聴くことから入るとよいと思います。または、ハリウッド映画などの英語のセリフで演じられる洋画や海外ドラマを字幕付きで見るのもよいでしょう。今の時代、アマゾンプライムやネットフリックスで簡単にそういったコンテンツに触れることができると思います。

アナログな昭和時代に私が英語に(海外にも)興味をもたせてくれたのは、洋楽でいえばマイケル・ジャクソン。ヒアリングの勉強になったのは、カーペンターズの楽曲ですね。カーペンターズは、とても聞き取りやすいスピード感の曲が多く、また、はっきりとした発音で歌っているので初学者にはおすすめしたいですね。

あとは、テレビで放映されていた洋画ですね。淀川さんの日曜洋画劇場などを二か国語音声にして俳優さんや女優さんの本当の声を聞いていました(笑)

今の時代は、スマートフォンがあれば様々なコンテンツを無料で利用することができるので、うらやましい限りです。YouTube、PodCast、英会話アプリなど様々ありますよね。

とにかく、耳で「英語」という言語をシャワーのように聞いてほしいと思います。

②書くこと(単語は徐々に覚えていくことを前提として)

文法は後からでよいので、相手に何か伝えたいことを文章で書く練習をしてみてください。最初は、短文でよいです。単語を並べるだけでも良いです。1日3センテンス日記を書くことをおすすめします。

あなたの周りに英語ができる方がいるのであれば、日記を見てもらって手直ししてもらうこともよいでしょう。ChatGPTやBardなどのチャットAIを使って、添削してもらうのもよいでしょう。

皆さんも経験があると思いますが、学校での発表会や会社での朝礼、結婚式等で大勢の前で話をすることになれば、たいがいスピーチ原稿を作成しますよね。それと同じです。英会話を上達させるためには、短文でも文章として書きだして、頭の中で英文を組み立てる訓練をしてみてください。

私が高校生の時は、A4ノートに毎日1日の振り返りとして英文日記を書いていました。(余談ですが)のちに渡米しましたが、アメリカの大学では自分の考えを文章(Academic Writing)で書いて提出する宿題(試験もしかり)がとても多いので、欧米系の大学進学を目指している方は、英語で文章を作成することに慣れておくとよいと思います。

③英語で考える

「英語で考える」と聞くと一気にハードルが上がったと思うかもしれませんが、自身の身の回りにあるもの、目に入るものや感じるものをできる限り、英単語に置き換えていく訓練をしてみてください。もちろん、単語力は必要になりますが、この訓練を続けることで、頭の中で日本語から英語に翻訳するなく、英語が自然と出てくると思います。

最後になりますが、インプット(読んだり・聴いたり・単語覚えたり)とアウトプット(書いたり・話したり)の学習をバランスよくとりいれて、是非、あなたが継続できる学習方法を身に着けてください。

今回、英会話の初学者向けに以下の3つをお伝えしました。ぜひ、参考にしてください。

①耳で聴くトレーニング

②文字を書き出すトレーニング

③目に入るものを英語に置き換えるトレーニング

コメント