英語のスピーキング学習で大事なこと(特に初学者の方へ①)

英語力がないと勝手に思い込み、自信が持てずに、英語を積極的に話せない方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

英語の発音練習、英会話をする上で私が大事にしていたことを共有したい思います。
いや、大事にしていたというより「今思えば大事にしたほうが良いと思うことや心構え」のほうが正しい表現かもしれません。

My TIPS:
1.Don’t be afraid to make mistakes.
2.Don’t laugh at someone who speaks wrong English. Learn from them.
3.Be confident. Don’t be shy.

体験も踏まえて説明していきたいと思います。

1.Don’t be afraid to make mistakes.
「間違いを恐れないこと」

当時、私が中学生や高校生の時は、スピーキングより圧倒的に文法を学ぶこが比重として多かったと記憶しています。文章を書くことにおいては、確かに文法は大切です。文法をまず頭で考えてしまうため、これってどう表現するんだろう、どうだったかな、この場合過去形だっけ?みたいに悩んでしまい、結局声に出して英語を発することができなくなります。また、間違えたら恥ずかしいと思い、自信を持てずに声に出せない方も少なからずいらっしゃるかと思います。

相手に伝わればとりあえずOK、「完璧」でなくとも大丈夫、という気持ちが最初は大事だと思います。せっかく、授業であれ何であれ、話せる機会があるのであれば、成長のチャンスだと思い勇気を出して英語を話してみましょう。

2.Don’t laugh at someone who is trying to speak English. Learn from them.
「他人のミスを笑わず、そこから学ぼう」

1と似ているかもしれませんが、ここで言いたいのは、授業やグループレッスンで、聞く側の立場としての心構えとなります。

日本独特なのかもしれないですが、日本が単一民族国家であるが故なのか、日本人が日本語以外の言語を話すと、聞き耳を立てるというか、視線を集め注目されることが多いように思う。(今の時代はそうではないかもしれませんが。)

ましてや、中学や高校など英語授業においては、発音や単語の間違いがあれば、必ず一人はくすっと笑うものがいる(いた)。そんな環境下で英語を勉強すると、完璧な英語を話さないといけないと思い込んで、余計に話すことが億劫になる。そんな英語学習の環境を作らないよう、親身に聞いてあげて、他人の間違いを自分の表現へとつなげてほしいと思う。相手を笑えば、いつか笑われることになる。

何事にも言えることですが、やはり同じ志を持つ者同士で勉強をすることが一番ストレスフリーで成長も早いかもしれませんね。

とにかく、人の失敗を笑わない、それに尽きる。

3.Be confident. Don’t be shy.
「自信を持て」

自信がないと自然と声が小さくなるもの。恥ずかしがらず大きな声ではっきりと発音しよう。自信がないからと言って口の中でもごもごとしない。話すスピードはゆっくりで良いので、はっきりと発音すれば、相手は聞き取れます。そもそも声が小さいと相手が聞こえないので会話が成り立ちません。

留学したばかりの時は、確かに、外国人に圧倒されて、堂々と大きな声で話すことはできませんでした。自信なく、小さな声でもごもご話すと「Huh?」と言われて、余計に話せなくなった経験があります。初めてこのHuh?を聞くと、すごくきつい表現に聞こえるんずです。なんか怒られてるような(笑)このHuh?は、今なんて言ったの?とか、もう一回言って、の意味となります。質問系のHuh? の発音です。語尾は下がりません。(下がる場合は、また違う意味になりますが。)

日本人の会話の中で「ハーッ?」って聞くと、ムカついたときなどに使われるので、英語圏のHuh?と日本語のハーッ?を混同しないようにしましょう。

自信がないからこそ、大きな声で、はっきり、ゆっくり話そう。

英語のセリフで演じる俳優や女優を思い浮かべて、「英語を話している自分」をイメージしてみましょう。恥ずかしさが吹っ飛び、楽しく堂々と英会話ができるようになると思います。是非、試してください。

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