これってすごく悩みますよね。「これに興味を持ちなさい」と子供に言っても、興味を持つわけありませんし、そもそもそんなこと強制するものではありませんのでね。なんか、コーチングではないですが、どうすれば英語に興味を持ってくれるか、どう声をかけて、誘導(笑)すればよいかずっと試行錯誤して、ちょっと悩んでいました。
興味を持つきっかけは当然ながら人それぞれですが、私の場合は、これまで以下のことを試してきましたがうまくいきませんでした。反応が薄いというか、食いつかなかったですね。
・子供が興味関心を持っている事や物を英語ベースのメディアで触れさせる
・家の中で英語のニュースや洋楽を流す
・外国のアニメーションを見せたり、英語学習用の番組を見せる
・遊べる英語の本で一緒に遊ぶ
改めて、うちの子が英語に興味関心を持ってもらうためには、どうすればよいか考え「目的-目標-手段」を明文化してみました。そして、子供と話をして「一緒にやってみよう」と約束し、一つずつ実行に移していきました。
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目的:子供が「英語」に対して興味をもってもらうこと
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目標:小学校の英語の授業で楽しく学ぶこと
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手段1:外国人の英語の先生(以下「ALT」)が授業に来たら、必ず会話をする
手段2:家に帰ったら、英語の授業で学んだこと成果を話してもらう
手段3:英語の教科書を予習・復習する(必要であれば親と一緒に)
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なんとこれが、すぐ効果が出たんです(笑)子供って素直だな~、と感心しました。今は、英語が楽しいと言っています。
過去に試してみたことを振り返れば、すべて受け身なんですよね。見るとか聞くとか。(見せられてるとか聞かされてるが正しい表現ですが)
手段1について:
子供と約束したのは「ALTが授業に来たら、毎回1つ質問をして、話してみよう」と決めました。英語の授業がある前日に、どんなことをALTに聞いてみたいか尋ね、一緒に質問文を考えるようにしました。また、忘れないように英語の授業がある当日にリマインドをして、自信もって話そう、と声をかけて見送るようにしました(笑)
What color do you like?
What animal do you like?
Where are you from?
と言ったように、子供が聞きたい質問を前日に一緒に考えて、英語の授業当日にアウトプットするわけです。
まだまだ単語力もないですし、ヒアリングの力もないので、ALTと対話することはできません。日本人の英語の先生にも助けてもらいながら、ALTが話してくれた内容を理解しているようですが。継続してほしいものです。
手段2について:
学校から帰ったら、英語の授業で「楽しかったこと」「学んだこと」「ALTへ質問した回答を話す」ようにしてもらいました。やはり、自分の言葉で、見たこと聞いたこと学んだこと楽しかったことなどポジティブな感情をもって言葉で発してもらうことが、英語をもっと学びたいと脳が認識してくれるんだと思います。(ちょっと雑なまとめですが)
ALTの先生は、「黒が好きなんだって」「ネズミが好きなんだって」「アメリカのどこか忘れたけど、東のほうって言ってた~」みたいに楽しそうに、質問の回答を話してくれます。
ALTに英語で質問をして、自分が発した英語が外国人に伝わったという感動、うれしさ、そして、何よりALTが質問に答えてくれ(=会話ができた)ちょっとは自信が持てるようになった、ようです。週1回、ALTが授業に来るようなので、次は何を質問しよっかなーっと楽しそうに考えてます(笑)
手段3について:
これは当然かもしれませんが、英語の授業を能動的な態度で臨めるし、アウトプットするためには自信がないとできないので、予習復習は大事だなと、改めて感じました。英語だけでなく、どんな教科においても言えますが。ALTともっと会話と楽しめるように、単語を楽しく勉強するように今は見受けられます(笑)続くといいな~。
お子様がいらっしゃるご家庭においては、是非ご参考にしてみてください。また、こんな方法もあるよ、と何かアイデアがあれば教えてください!
大人の英語の勉強と一緒で、結局はインプットとアウトプットを繰り返せばよいのですね!継続は力なり!英語の勉強を頑張りましょう~。
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