私の友人を介して知人A氏を紹介してもらい、本人の強い希望もあって英語を教えたことない私が、A氏に英語を教えることになりました。英語を学ぶ目的などいろいろやり取りしながらレッスン形式を決め、はや1カ月が経過しました。オンラインレッスンとしては、今回が2回目となりました。
初回レッスンの際に、毎日「英語日記をつける」ことをアドバイスしたところ、次の日には日記帳を購入し、やる気が満ち溢れているようでした。何事にも言えますが、自身が良いと思ったことは素直に取り入れて行動することは大事ですね。
と、ここまではよかったのですが(笑)
初回レッスン時にアドバイス内容をもう一度書いておきます。
一つ目が、「身の回りの物を英語に置き換えよう」
日本語から英語に変換する癖をなくすために、英語で直感的にとらえる訓練、いわゆる、英語脳にしていくための訓練として、この取り組みをアドバイスしました。
二つ目が、「寝る前に一日の振り返りとして『英語日記』をつけてみよう」
英語の文章を作る習慣として、毎日3つの文章でよいので作ってみよう、とアドバイスしました。まずは自分が思うことを英語の文章としてアウトプットして、文章の組み立て方をトレーニングすることができます。
やっぱり大人って忙しいですよね。。。当たり前ですが、仕事をしないとお金を稼ぐことができないし、A氏は自営業をしているのでなおさら。日記帳を購入して2週間ほど経過したのですが、結局毎日の仕事に忙殺され、日記をつける時間がなかった。
多くの方はそうなのかもしれないですが、完璧主義なのでしょう。最初だからこそしっかり完璧な文章を作りたいという気持ちが強すぎて、最初のセンテンスがかけないんだと思います。
白紙のまっさらな日記帳に、I was busy today. とか、I woke up at 6 o’clock. などのセンテンスでは物足りないと思い、もっと複雑な文章を書きたいという思いがあるのでしょう。まあ、わからんでもないですがね。
改めてA氏と英語日記の取り組み方について話をし、本人の意向にそって以下の流れで当面の間は、レッスンをすることに決めました。
1.日本語でまず文章をまとめる
2.上記の日本語の文章をもとに英作文していく
3.週1レッスンで発表してもらい、より会話表現に近い言い回しを提案し、身につけてもらう
結局「毎日仕事だから、同じ日記になってしまう」という不安がある、と相談を受けたのですが、このようにアドバイスしました。
1.曜日ごとに「固定トピックス」を設ける
曜日毎にトピックスを設定すると書きやすいと思います。
・月曜日:ランチやディナーのネタ
・火曜日:家族のこと
・水曜日:仕事のこと
・木曜日:ニュースで気になったこと
・金曜日:電車に乗ってて気づいたこと
・土曜日:ペットのこと
・日曜日:天気について
朝起きた時に、今日は「天気について」書こうと決めれば、しぜんに天気のことに意識が向き、さらに英語で考えるようになるのではないかと考えます。
2.日々の「感情」をベースに書きたいことを書く
先ほど述べた「毎日トピックスを変える」ことに似ていますが「感情」を切り口にして、毎日日記を書くことも良い方法です。
今日は「楽しかったこと」を振り返る、明日は「悲しかったこと」、その次の日は「腹が立ったこと」などのように、その日一番感情的になったイベントを英語で表現するのもおすすめです。書きやすいと思います。
3.新しく「覚えた単語」を使って英語日記を書く
英作文の練習をする上では、テッパンかもしれません。覚えた単語や表現を取り入れて日記を書くことで、アウトプットができますし、着実に自分のものにしていくことができると思います。
とりあえず、たくさん書いてアウトプットしてください。間違ってても良いんです!
時間がないという言い訳はせずに、「時間を作って」5分でも10分でも英語日記の時間をとってみましょう!
継続は力なり、習慣化させてしまえばこっちのもんです。がんばろう!
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