英語がネイティブの方でも緊張するんです。

今回は、私の実体験に基づいて、以下の4つのことをお話ししたいと思います。この記事を読んで、ネイティブスピーカーとの英会話が怖くなくなればよいかなと思います。

1.ネイティブスピーカーも同じ人間であること
2.「英語を話す別のあなた」のキャラ設定をすること
3.場数を踏め、経験だ!
4.見かけに圧倒されるな!

うわ、アメリカ人も緊張するんだ。めっちゃ赤面してる~、耳が真っ赤だ~。

アメリカに留学するまで、外国の方ってみんな話が上手で堂々としているので、緊張などしないのかと思っていました。映画とかドラマのヒーロー系主人公のイメージです。メディアの影響を受けすぎていたのか、偏った映画やドラマを見ていたのか(笑)分からないですが、ムキムキのごっつい白人さんがたくさんいると思っていました。

私が留学していた際に、スピーチのクラスを履修しました。本当は取りたくない授業でしたが、なんせ必須科目に入っていたので、留学して1年目の後半に勇気を振り絞ってとりました。スピーチの授業なので、当然ながらクラスの前でスピーチをしなければならないんですよね。多くのネイティブスピーカーを前にして、まだまだ習得中の英語でスピーチをするのです。月1回計3回したのを覚えています。

ブログのタイトルにもありますように、実は英語ネイティブスピーカーでもめっちゃ緊張するんですよね~。

人種で言うのはよくないのですが、色白の白人の方は、緊張するとすぐ頬が赤らむし、耳も真っ赤になるんです。声も震えてる方もいてました。なんだかそんな姿を見た瞬間、緊張が吹っ飛びました(笑)いや、これ本当です。逆に私は堂々とスピーチができました。事前に何度もスピーチ練習したおかげもあってですが。

このスピーチのクラスで学んだことは、以下の3つです。
1.アメリカ人(ネイティブスピーカー)も同じ人間である(笑)
当たり前ですよね。普通の会話とスピーチは全く違うもので、皆の前で表現するスピーチとなると誰でも緊張するのは当然。日本語で日本人を前にスピーチするのと同じ。わたしはこの経験を通して、留学前に持っていたアメリカ人に対する先入観がすっかりなくなりました。物事のとらえ方、価値観、顔に出る表情などは違えど、だいたいの喜怒哀楽などの感情というものは人類同じなんだなと、改めて思いました。

2.英語を話すキャラクターを作る
特にスピーチをする場合は、自分のキャラクターを設定して、それになりきることが大事だということ。これから海外へ勉強に行く方やワーホリに行く方もそうですが、最初のうちは、「英語をペラペラ話すあなた」というキャラクターを決めて、演じることを意識してみると、なんだか緊張が軽減されるかもしれません。カラオケで好きな歌手になりきる、みたいな感じかな(笑)ぜひ「日本語を話している素のあなた」と「英語を話す別のあなた」を分けて考えてみましょう。気持ちが楽になるんじゃないかと思います。

3.とにかく、場数を踏め!経験だ!
日本語でも同じですが、皆の前で話をすること、プレゼンテーションを行うことなどお話をすることは、練習して、場数、経験をすれば上達していくものです。英語学習、英会話においても自信がつくまで話さない、ではなく、間違っても良いからどんどん話していこう。そこから学ぶものは必ずあります。日本人は人目を気にして、間違った英語を話すのが恥ずかしいとか、聞き返されたらどうしよう、という不安が先行する方が多いと思う。英語の授業でも街で見かけた困ってる外国人でも、一歩踏み出して、話してみよう、声をかけてみよう。

実は、今わたしが勤めている会社には、外国籍の社員が数名いるのですが、その中に、欧米系の男性社員がいます。たまたま私と年が近く、かつ私も英語を話せるので仲良くしています。その彼、恰幅は良く、身長は2メートルあり、スキンヘッドで両腕にはタトゥーが入ってるんです(笑)どんな職場だよって思うかもしれませんが、まともな会社ですよ。彼はタトゥーが入ってるので、夏でも長袖。

初めて会ったとき、見かけによらずとてもソフトなあたりで、日本人以上に礼儀正しいな、と思いました(見た目で判断しちゃダメですね)。

そんな今の会社では、毎朝朝礼をしており、日ごとに社員が入れ替わりで全社員の前に立ってお話をするスタイルをとっています。持ち時間は1分前後。(余談ですが、今はリモートワークも参加できるように、各自PCカメラを通してオンライン朝礼をしています。これまた緊張するんですが。)

彼は、日本語をほとんど話せないのですが、いつも朝礼のために日本語のスピーチ原稿を準備して臨んでいました。ただ、母国語ではない言葉でみんなの前に立って話をすることもあって、毎回とても震えながら、よわよわしい声で朝礼をするんですね。頑張れっといつも心の中で応援しながら私は聞いているのですが、何度やってもなれないものです。挙句の果てには、「I don’t wanna do a morning meeting.朝礼したくない」と言い出す始末。。。

追加。ここで学んだこと。

4.見かけに圧倒されるな!
欧米系の方は、われわれアジア系民族と比べると、圧倒的にフィジカル面でわれわれに勝っています。体のつくりが全然違います。それだけで、怖気づいてしまうことでしょう。特に対面したとき。ただ、上にも書いたように皆同じ人間なのです。緊張するものは緊張する。なので、皆さんも自信をもって英語をアウトプットしてください。

欧米系文化は特にだと思いますが、個人主義なので、日本のように後から友達らに失敗をからかわれたり、笑われたりすることはありません。個人を尊重する文化が日本にも浸透しますように。

みなさん、自信をもって、英会話しましょう!英語で意見を言いましょう!

See you later!

コメント