これから英語を勉強する方も、リスニング力を高めたい方も、是非、洋楽を聴いて楽しく勉強することを改めてお伝えしたいと思います。
以前こちらでも記事では、洋楽を聴いて(我流ですが)どのように勉強していたかを紹介させていただきました。「洋楽を聴いて楽しく英語の学習をしよう!おすすめ10曲!」
今回は、改めて洋楽を英語学習に取り入れることのメリットをお伝えしたいと思います。皆さんの英語学習において、モチベーションの上がるものとなれば幸いです。
1.リスニング力向上
2.ボキャブラリー習得
3.発音向上
4.文化理解
5.英語学習のモチベーション向上
6.歴史背景の学び
7.リラックス効果
8.メロディ定着によるフレーズの記憶
9.文化的な表現の会得
10.英語発音の通じやすさが向上する
大前提としまして、洋楽ならどんなジャンルでもよいというわけではありません。皆さんの英語レベルに応じて勉強で聴くための音楽はチョイスしてください。特に、初心者の方は、やはり聞きやすい、リズムがゆっくりとした、発音が聞き取れる曲を選曲してくださいね。ラップミュージックなどは早口でスピードがはやく、何といってもスラングが多用されているので、英語の学習には適していないと思います。おすすめ曲は、別途紹介したいと思います。
1.リスニング力が向上します
当たり前かもしれませんが、洋楽を聴くことによって、ナチュラルな英語表現、会話のスピードやイントネーションを学ぶことができます。また、リズムやメロディにあわせてリスニングするため、聴解力が向上します。洋楽をリスニング教材として使う際は、「聴く前」「聴いている時」「聴いた後」の3つのフェーズがありますので、こちら詳細は別の記事で書きたいと思います。
2.ボキャブラリーの習得につながります
歌詞には多様な語彙が含まれています。英語初学者の方にとっては、最初は難しい単語が多くあると感じるかもしれません。歌を通じて新しい単語や表現を学ぶことができるので、好きなアーティストや好きな曲を選ぶと取っつきやすいかもしれませんね。何度も聴くことで、単語やフレーズが定着しやすくなると思います。(単語を辞書で引く場合は、英英辞書をお勧めします)
3.発音の練習につながります
発音がクリアで明瞭な歌を選ぶことが前提ですが、ネイティブスピーカーが歌っているので、英語の正確な発音を真似することができます。それによってあなたの発音を改善することができます。また、リズムやメロディに合わせて歌うことで、流暢な発話を身につける手助けになります。シャドウウィングができれるようなればなお良しでしょう。
4.文化理解
洋楽を聴くことは、歌詞や歌の背景にある、言語だけでなく西洋文化を理解する要素も含まれていると思います。歌を通じて、その言語を話す文化や歌手の背景、歌のテーマについて深く理解することができます。アメリカなどの英語圏へこれから行く方は、是非、様々な洋楽を聴いて、その背景にある文化、歴史、どんなメッセージが込められているか理解すると、ネイティブとの交流も一段と深まるのではないでしょうか。
例えば、超有名な曲、ジョン・レノンの「イマジン」。(”Imagine” John Lennon)
この曲は、ジョン・レノンによって歌われた平和と共存のメッセージを伝える曲です。歌詞には、国境や宗教、所有物のない世界のイメージが描かれており、これを通じて、平和や共感、社会的な課題への理解を深めることができます。
5.モチベーションの向上
音楽は人々の心の琴線に触れる力を持っており、歌を通じて英語を学ぶことは、楽しく刺激的な体験となるでしょう。そして、モチベーションが高まることで、継続的な学習への取り組みや英会話への積極的な行動が促されると思います。歌詞から学んだ表現、発音を是非アウトプットして自信をつけていきましょう。
6.歴史背景の学び
歌詞や歌の背景には、言語だけでなく文化や歴史的な要素も含まれています。これにより、歌を通じてその言語を話す文化や歌手の背景、歌のテーマについて深く理解することができます。
例えば、こちらも超有名な曲、ブルース・スプリングスティーンの「ボーン・イン・USA」。(”Born in the USA” Bruce Springsteen)
この曲は、ブルース・スプリングスティーンによって歌われたアメリカのロックアンセムです。歌詞は、アメリカの労働者階級やベトナム戦争の帰還兵の経験などを描いています。これを通じて、アメリカの歴史や社会的な問題について学ぶことができます。平和ボケしている日本人からすると、感覚をつかむのは難しいかもしれませんが、是非、歌詞を深く理解して、文化や歴史も一緒に学べるとよいと思います。
7.リラックス効果
このブログを読まれる方は英語学習を日々頑張っていると思いますが、たまには、息抜きの感覚で、洋楽を聴きましょう。音楽はリラックスやストレス解消に効果的です。英語の歌を聴くことで、楽しみながらリラックスでき、英語学習のプレッシャーを軽減することができます。通勤・通学、休み時間などの隙間時間を活用して、勉強とリラックスを得ましょう!
8.メロディ定着によるフレーズの記憶
上で述べたことと重複するかもしれませんが、洋楽はメロディやリズムが特徴的です。(当然、邦楽ではないので)これにより、歌を聴いたり歌ったりすることで、英語のフレーズや英語表現が記憶に定着しやすくなります。
例えば、これも超有名な曲ですが、ビートルズの「レット・イット・ビー」。(”Let It Be” The Beatles)
この曲は、ザ・ビートルズによって歌われた名曲です。メロディは非常に美しく、耳に残りやすい特徴があります。歌詞やフレーズは重要なメッセージを伝えており、この曲を聴いたり歌ったりすることで、英語のフレーズが記憶に定着しやすくなります。レリビー♪レリビー♪レリビー♪レリビー♪頭から離れないですね(笑)
9.文化的な表現の会得
英語の歌詞には、特定の表現やイディオム(熟語)が使用されることがあります。これにより、歌を通じて文化的な表現や言い回しを学ぶことができます。
例えば、”All you need is love.”があります。
このフレーズは、ビートルズの曲「All You Need Is Love」の歌詞の中からある種イディオム化(英会話における熟語になった表現)されたものです。この表現は、「愛がすべてを解決する力を持っている」というメッセージを伝えています。これを通じて、愛や思いやりの重要性を学ぶことができます。
10.英語の発音の通じやすさが向上する
洋楽を聴くことで、リズム感や音の区別するスキルが向上し、英語の聞き取りやすさ、自身の発音の通じやすさも向上します。これにより、日常会話や他の英語の音声にも役立つスキルを身につけることができます。単語と単語のつながり、文章と文章のつながりが不自然にぶつ切りにならず、ナチュラルなリズムで英語を聴くことができるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
洋楽リスニング学習は、多様なスキルを総合的に強化し、楽しみながら英語を学ぶことができます。歌詞を読みながら聴くことで、語彙や表現力の向上、発音やリスニングスキルの向上、文化的な理解を深めることなどが期待できます。自分の好みや興味にあった歌を選んで、積極的に取り組んでみてください。
See you later!
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